教科用図書検定調査審議会第2部会 歴史小委員会(第2回)議事要旨

1.日時

令和6 年10 月18 日(金曜日) 14 時30 分~18 時00 分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎) 16 階 16F2 会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

石橋委員,上野委員,岡本委員,神田委員,熊本委員,後藤委員,佐道委員,武井委員,武田委員,巽委員,西川委員,肥後本委員,宮崎委員,山家委員

文部科学省

黒澤教科書調査官,小宮教科書調査官,鈴木教科書調査官,永田教科書調査官,中前教科書調査官,橋本教科書調査官,藤本教科書調査官,黄地教科書課長,相原教科書企画官,森田教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.令和8年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【高等学校 地理歴史科 歴史総合】
受理番号106-112(教科書番号081-902):山川出版社
合否の判定を留保することが適当とした。
・22 ページの「「衣食にみる身分の差」中,「『労農夜話』」」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月28日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・41 ページの「翌年の第2 回大陸会議では・・・武力による独立の方針が決定された。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月28 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・195 ページの「1955 年の衆議院総選挙では社会党左派・右派が・・・躍進し、再統一して改憲を阻止できる3 分の1 の議席を確保した。これに対して日本民主党と自由党は自由民主党を結成し、単独で過半数の議席を確保して第2 次鳩山内閣をつくった(1955 年体制)。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月28 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号106-113(教科書番号081-903):山川出版社
合否の判定を留保することが適当とした。
・51 ページの「「日朝修好条規(現代語訳)」中,「1 朝鮮国は…日本国と対等の外交権をもつ。」」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月28 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号106-114(教科書番号183-901):第一学習社
合否の判定を留保することが適当とした。
・66 ページの「浅瀬を渡る船ひき」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月28 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号106-115(教科書番号183-902):第一学習社
合否の判定を留保することが適当とした。
・調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

                                                                                      (以上)

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