イグナツィオ・カシス スイス連邦参事会参事、外務大臣が野中副大臣を表敬訪問

4月23日(水曜日)
科学技術・学術、国際

  4月23日、イグナツィオ・カシス スイス連邦参事会参事、外務大臣が野中副大臣を訪問し、日本とスイスの科学技術協力や研究者交流を中心に意見交換を行いました。

  カシス外務大臣からは、2023年に文部科学省とスイス教育・研究・イノベーション庁(SERI)で科学技術・イノベーション分野における協力に関する覚書が締結されるなど、日本とスイスの科学技術協力関係は重要であり、今後更にこの状況を拡大したいと発言がありました。

  野中副大臣は、この数年間、特に日スイスの研究助成機関間の協力が進んだことが喜ばしく、引き続き、スイスをはじめとした欧州と研究協力や研究者交流を一層促進していきたいと期待を示しました。また、具体的な連携分野としてAIや量子分野をあげ、研究活動において共通の価値観を持つ国同士の連携の重要性についても意見を述べました。

  これに対し、カシス外務大臣から賛同の意が示され、今後とも日本とスイス間の科学技術協力に関する対話を継続し、協力を更に深化させていきたいと述べられました。

  文部科学省では、今回の訪問を踏まえ、引き続きスイスとの協力や交流を推進してまいります。