あべ大臣が 学びの多様化学校 大田区立御園中学校分教室みらい学園中等部を視察

4月21日(月曜日)
教育

  4月21日、あべ大臣は、東京都大田区立御園中学校の分教室として設置されている学びの多様化学校※1「みらい学園中等部」を視察しました。

  視察では、子供たちが積極的に発言し、活発に授業に取り組む様子を見学したほか、小黒教育長、古川学校長から、
・子供たち本人の意思を尊重し、選択肢をたくさん作り、押し付けない、そして、個々のペースに先生たちが合わせることを大切にしていること
・「キャリア教育」の授業として、様々な職場体験や特別活動を行うことで、中学校での学習と生徒の将来との繋がりを意識することを促していること
等をご説明いただきました。

  あべ大臣は、先生方が個々に応じた学びを展開し、自由で安心して学べる場所をつくり上げていることに感銘を受けていました。

  文部科学省では、「学びの多様化学校」を、令和9年度までに全ての都道府県・政令指定都市に、将来的には分教室型も含めて全国で300校設置することを目指しており、今年度、新たに23校が開校し、23都道府県で58校となりました。
  引き続き、COCOLOプラン※2 に基づき「学びの多様化学校」の設置の促進をはじめ、誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策にしっかりと取り組んでまいります。

※1「学びの多様化学校」は、学校に行きづらい児童生徒のために、通常の学級より授業時間数を柔軟化することができる学校のことです。令和5年に名称を「不登校特例校」から「学びの多様化学校」に変更しました。

※2 「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」(令和5年3月31日)
https://www.mext.go.jp/content/20230418-mxt_jidou02-000028870-cc.pdfPDF