3月27日(木曜日)
科学技術・学術
3月27日、前日に数学分野のノーベル賞と称される「アーベル賞」の受賞が発表された柏原正樹博士(京都大学名誉教授)にあべ大臣が電話で祝意を述べました。
2002年の本賞の創設以来、日本の研究者の受賞は初めてであり、あべ大臣は、世界に挑戦しようとする次代の研究者にとって大きな励みになると伝えました。また若者に伝えたいことを尋ねると、柏原博士は、
「学術研究は“新しいことを作っていく”ことが一番重要で、そこに心を砕いて頑張ってもらいたい」
と次世代を担う若者へエールを送られました。
また、文部科学省に期待することを問われた際には、我が国の優秀な若手研究者の学術分野における受け皿に関する課題意識を示していただき、あべ大臣は、若手研究者の処遇や育成に関しては文部科学省としても大変重要な課題だと思っていると述べ、引き続きの御指導をお願いしました。