安江大臣政務官が「夜間中学を増やそう、充実させよう!シンポジウム in 愛知」に出席

7月6日(土曜日)
教育

  7月6日、安江大臣政務官は「ウィルあいち 愛知県女性総合センター」を訪れ、「夜間中学を増やそう、充実させよう!シンポジウム in 愛知」へ出席しました。

  本シンポジウムは、夜間中学の必要性や学びを必要とする人たちの声を、大きく取り上げ、社会に訴えていくことを目的に、夜間中学等義務教育拡充議員連盟と全国夜間中学校研究会の共同で開催されたものです。

  安江大臣政務官は、開会にあたっての挨拶を行い、
・平成28年に教育機会確保法が成立したことを受け、夜間中学の設置・検討が全国各地で進められており、現在では、31都道府県・指定都市に53校が設置されていること
・令和2年国勢調査の結果から、夜間中学の潜在的な入学希望者が全国各地に広く存在していることが明らかになったこと
・夜間中学での学びを希望される方が一人でも多く夜間中学に通うことができるよう、夜間中学の更なる設置促進や活動の充実に向けて、様々な施策を総合的に推進していくこと
などを述べました。

  また、夜間中学関係者からの講演やリレートークも聴講していただき、夜間中学卒業生のご経験や、設置に尽力される方々が課題に感じていることなどについて、お話をお聞きすることで、様々な背景を持つ生徒の多様な学びを保障する場としての夜間中学の重要性を改めて認識しました。

  文部科学省では、引き続き、夜間中学が全ての都道府県・指定都市に少なくとも1校設置されるように、新設準備・運営に係る支援を行うとともに、夜間中学における教育活動の充実に取り組んでまいります。

(※)夜間中学は、様々な事情から義務教育を終えていない方や、不登校など様々な事情により十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、本国や我が国で義務教育を修了していない外国籍の方等を対象に、夜の時間帯等に授業を行う中学校です。

▶夜間中学の設置促進・充実について(文部科学省HP)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/yakan/index.htm